山形県朝日町産 ほんふじりんご
濃密な果肉と甘い蜜が絶品!一般にはほとんど出回らない希少なほんふじりんごを一番美味しい旬の時期にお届けします。

今シーズンの受付は終了いたしました。
来シーズンまでお待ちください。
驚くほど美味しいりんごに出会ってしまいました。

甘みと酸味のバランスが抜群。
愛され続ける「ふじりんご」
愛され続ける「ふじりんご」
「ふじ」は「国光」と「デリシャス」を親に持ち、昭和37年に品種登録されて以来現在国内で最も多く生産されている人気の高い品種です。歯触りがよく、果汁も豊富なうえ酸味と甘味のバランスが取れているのが特徴で、11月上旬から12月にかけてが収穫期の最盛期となり、貯蔵性が高いと言われるものの、収穫直後の果実を生食する美味しさに勝るものはありません。このたびご紹介するのは「ふじ」の中でも”ふじりんごの原形”と言われ、リンゴ農家の間で「ほんふじ」と呼ばれる品種です。これは、現在の「ふじ」が「ふじ」と名のつく前の「東北7号」と称されていた頃から生産者の間で長く愛され続けているいわゆる「ふじ」の基本形となるもので、いまや着色系の生産や品種改良などにより約20種はあるといわれるふじの種類の中でも、オリジナルの「ふじ」として生産者の間でその昔から現在まで大切に受け継がれている希少な品種です。
真っ赤なりんご=美味しいりんご? そう見えますが、実は…。

ふじりんごの原形「ほんふじりんご」の魅力。色味よりも食べて美味しいりんご。
一般市場では色のよいきれいなりんごがよく売れるため、現在スーパーに並ぶ「ふじりんご」のほとんどは着色系ふじと言われています。これは、色最優先で、味が熟さない時期から出荷を始めることもあるため、見た目に反して味が伴わないことも少なくないそうです。今回ご紹介する「ほんふじりんご」は、りんご農家さんの間で「一番美味いりんご」として長年愛され続ける”ふじりんごの原形”ともいえるりんごです。「ほんふじりんご」は、「色味よりも食べて美味いりんご」と農家さんたちが言うように、見た目重視の着色系と異なり、外見は赤に細かい黄緑のまだらが混じったようなイメージですが、その果実の食感はパリパリで、中央に蜜がたっぷり入り、果肉の味が驚くほどに濃密なのが特徴です。生産している農家さんの数自体が少ないため一般的には出回ることはほとんどなく、スーパーの店頭に並ぶことはまずありません。

“本物”のふじりんごをお届けしたい…。
生産者の熱い想いが美食市を動かす。
ふじりんごの原形と言われる「ほんふじりんご」を作る農家さんが少ないのは、このりんごの育成には手間と技術が必要なためだと言われます。着色系の方が見た目もよく、売れやすいので着色系に力を入れる農家さんが多い中、今回美食市では、本当のふじの味を味わってほしい…という思いを持ちながら「ほんふじりんご」を生産し続ける希少なりんご農家である村山征一さんと出会うことができました。「東北7号と言われていた時から変わらない昔ながらのりんご、これが一番美味いんだよなあ」と気さくに笑う村山さん、りんごにかける情熱は熱く、その高い技術力を学びに海外からも人が来るほど。昨年秋口から農園を訪れること3回、美食市はついに村山さんと独自契約を結ぶことに成功しました。
“ほんふじ”を作る希少なりんご農家、村山征一さん。

真のふじを作り続けること早50年余。家族経営のりんご農園。
村山さんはりんご農家の三代目として、ご家族でりんご農園を経営されています。村山さんは、50年以上りんご栽培に携る傍ら、品評会で優秀賞を受賞したり、優秀な栽培技術者として複数の賞を受賞した経歴を持つ、いわばりんご栽培の達人です。特にりんごの中央に蜜を集めるように栽培することは難しく、生産者の経験と技術力が必要なところですが、村山さんが作る見事なまでの蜜りんごは、その蜜の入り具合ももちろんのこと甘みも格別です。葉摘みをせず、袋もかけずに育てる栽培法は昔と変わらず。日光をたっぷりと浴びさせることで甘味が強くなり、あえて見た目の色の良さや貯蔵性、保存性よりも食べた時の美味しさを何より重視したりんごが「ほんふじりんご」です。

ふじりんご発祥の地「朝日町」
山形県朝日町は山形県の中央部に位置する人口8千人の町です。西に大朝日岳を臨み、一級河川の最上川が町を縦断し、町土の76%が原生林野という自然豊かな朝日町は、年間を通して昼夜の寒暖差が大きく、山と川の恩恵により土壌が肥沃であること、山がもたらす湿度がりんご栽培に最適と言われていたことから、古くからりんご栽培が行われていた場所です。町のりんご栽培の歴史は古く、実にそれは明治20年(1887年)にまで遡ります。とはいえ、朝日町りんごの銘柄が有名になったのは、昭和46年に全国に先駆けて「無袋ふじ」の栽培技術を確立し、中央市場で品質日本一の評価を得たことがきっかけです。村山さんが丹精込めて育てる「ほんふじりんご」は、りんご栽培に最適と言われる歴史ある町で、いまなお、古き良き日と同じ味を昔と変わらない製法で育てられているのです。
シャキっとした食感と濃厚な味、これがふじ本来の美味しさ。

濃密な果肉と、濃厚な味わい、これぞ愛され続ける「ふじりんご」
本来「ふじりんご」は、歯応えがあり、果汁が豊富で味のバランスが良く、甘味と香りがしっかりとしているのが特徴と言われます。しかしながら村山さんが育てた「ほんふじりんご」をひと口味わえば、着色系ふじのみならず、他品種との違いがはっきりわかります。村山さんの「ほんふじりんご」は、これぞ「ふじりんごの原形」と呼ぶにふさわしく、まずその引き締まった果肉がもたらすシャキシャキとした食感が特徴。また、濃厚な味わいの果肉は繊維の密度が濃く、かじるたびに果汁が滴るほどです。もちろん、ふじりんごらしく、甘味と酸味のバランスが抜群ですが、もうひとつの魅力は、りんごの中心部にたっぷりと入った“蜜”のおいしさです。

濃密な果肉の中央には甘い「蜜」がたっぷり。
透き通るような甘い蜜がたっぷり入った村山さんの「ほんふじりんご」。村山さんのりんごの蜜入りがここまで見事なワケは、りんごが本来持っている力を最大限に利用して作る、昔ながらの技法を忠実に行っているからこそ。技法はシンプルながら100%自然相手の栽培法は、育成の見極めこそが命。経験と確かな技術なしでは成功するものではありません。ところで、りんごの蜜の正体はソルビトールという糖の一種ですが、完熟前は果実内に蓄積されりんご本来の甘味である果糖やしょ糖に変わりますが、完熟すると糖分に変わるのをやめてしまい、そのままの状態で水分を吸収し、これが蜜になります。つまり、蜜が入っている=りんごに最高潮に甘さが乗った状態(完熟)というわけです。村山さんの「ほんふじりんご」は木の上で蜜が最高潮の状態で完熟したところを見計らって収穫し、もぎたてのフレッシュな状態で出荷しています。
生産する農家さん自体が少なく、希少性が高いため市場にはほとんど出回らない「ほんふじりんご」。
美食市では、ふじりんごの原形とも言われ、生産者さんたちが口を揃えて一番美味しい言う「ほんふじりんご」のみをお届けします。
今回美食市では、代々ご家族でりんご農園を経営されている山形県朝日町の村山征一さんと独占的に契約を結びました。「ほんふじりんご」自体の生産数が少ないため在庫も僅少ですが、美食市では、100%村山征一さんが作った「ほんふじりんご」のみお届けします。
りんごは、最高潮に蜜が入った状態が完熟期です。美食市では、村山さんにお願いし、木の上で蜜が最高潮の状態に入って完熟したところを見計らって収穫していただき、完熟りんごをもぎたてのフレッシュな状態でお届けしています。(そのためお届け時期のご希望に添えない場合もございます)
